Teams TV会議動画の保存先が変わりました!(2020年8月より)
こんにちは。Teamsチームブログ担当です。
2020年7月に、「TV会議を録画したいと思ったことはありませんか?」のブログ記事で、TV会議の録画機能と閲覧方法についてご紹介しました。
その当時、録画した動画の保存先はMicrosoft Streamだったのですが、実はその1か月後に保存先がOnedriveへ変更されていたんです!
保存先がMicrosoft StreamからOnedriveへ変更されたことによって、大きく変わったことが2つあります!
1つ目は、
「録画された動画の保存期間が、21日間、保存期間経過後、自動削除される」ことです。
以前は、Teams上のチームやチャネルが削除されない限り、いつでもMicrosoft Stream上で見返すことができました。
しかし、OneDriveへ上がった動画は、保存期間(21日間)経過後、自動削除されてしまいます。しかも、一度削除された動画は復元することができないのです!
これは、大変です!!
でも安心してください。
会議動画の保存方法としては、以下の2種類が用意されています。
・ローカルに保存
・Streamにアップロード
個人で保存しておきたい場合は、ローカルへ保存、チームとして共有しておきたい場合には、Microsoft Streamへアップする。これで動画保存の問題は、解決!!
(21日間を過ぎると自動削除がされてしまいますので録画終了後、すぐにどちらかの方法で保存することをお勧めします。)
2つ目は、
「Onedriveから動画を見る場合にはトランスクリプト機能がない!」
ということです。
トランスクリプト機能?と思った人もいるのではないでしょうか
トランスクリプト機能は、Microsoft Stream上へ上げた動画の音声を自動で文字に起こしてくれるというとても便利な機能です。(もちろん日本語OK)
この機能を使うと会議動画をすべて見なくても会議全体の話を文字ベースでつかむことができるため、動画を見る手間が省け、時間短縮できます。
私自身、トランスクリプト機能を使って文字ベースでつかんだ内容から聞きたい所の動画を再生していたので、この機能がないのは個人的に非常に残念です。
(Microsoft Streamにアップすれば解決ですが、面倒ですね)
それでは、今回、変更された動画の保存先のおさらいを表にまとめてみました。
メリット | デメリット | ||||
Microsoft Stream | ・TV会議のトランスクリプト(音声の文字起こし)が自動で作成される ・動画が永久に保存される | ・動画ファイルが増えると、クラウド上の容量を圧迫する | |||
Onedrive | ・クラウドの容量を圧迫しない ・必要のない動画の整理をする必要がない | ・動画は一時的な保存(21日間経過後、自動削除)削除されると復元できない |
最後にTeamsのチャネル(Onedrive)上に保存されている動画の再生方法とダウンロード方法、Microsoft Streamへのアップロード方法(個人・チーム)の4つをご紹介します。
・OneDriveに録画された動画を再生する
1. Teamsのチャネル上の動画の右側にある[・・・]ボタンをクリックする。
2.[Onedriveで開く]をクリックする。
3. ブラウザでOnedriveが開き、動画再生画面が表示されるので、[▷]ボタンをクリックすると再生される。
・チャネルに録画された動画をOneDriveからダウンロードする
1. ダウンロードしたい動画をOnedriveで開く。
2. 画面の上部にあるメニューから[↓ダウンロード]をクリックする。
3.PCの「ダウンロード」フォルダへ、mp4ファイルがダウンロードされる。
・Microsoft Streamへのアップロード(個人)
1.Microsoft Streamを開き、上部にあるメニューから[マイコンテンツ]‐[ビデオ]をクリックする。
2. アップロードしたい動画ファイルをドラッグするか、参照からアップロードしたい動画ファイルを指定する。
3. 動画ファイルをアップロードしたときに表示される「名前」や「説明」を入力する。
4. 「動画の言語」を選択し(自動で日本語設定されている)「アクセス許可」「オプション」を確認後、[公開]ボタンをクリックする。
・Microsoft Streamへのアップロード(チーム)
1. Microsoft Streamを開き、上部にあるメニューから[マイコンテンツ]‐[グループ]を選択し、アップロード先の[チーム]をクリックする。
2.アップロードしたい動画ファイルをドラッグするか、参照からアップロードしたい動画ファイルを指定する。
3.動画ファイルをアップロードしたときに表示される「名前」や「説明」を入力する。
4.「動画の言語」を選択し(自動で日本語設定されている)「アクセス許可」「オプション」を確認後、[公開]ボタンをクリックする。
以上です。
Teamsってなかなか奥が深いですね。
ほかにいろいろな使い方があるので順次、記事にしていきます。
お楽しみに
それでは、また!!
■参考URL
・Teamsのクラウド会議のレコーディング
・ビデオのアップロード
・Microsoft Teamsの会議のレコーディングをストリームにアップロードする